条文と戦う女社労士受験コンサル Sha-ra-run Haruの表日誌

勉強方法

2008年04月21日

羞恥心 / 働く高齢者

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羞恥心 ←昨日、CD屋さんの前で。今をときめくお馬鹿キャラ・トリオ「羞恥心」のデモDVDやってました。

DVDの始めには、「メンバーは一生懸命歌って踊ってますので暖かい気持ちでご覧ください」との字幕。

これも演出ですね。

メンバーのひとり上地雄輔さんのブログは、月間300万アクセスとか

ニュースでは連日嫌な事件ばかりが流れる今の日本。そんな中、お馬鹿キャラだけど、「見た目はいいし、性格がよさそう」っていうのが、私たちを癒してくれるんでしょうね。

この売れに売れている「羞恥心」の作詞は島田紳助氏。

ちゃっかりしてます

このデモDVD、店頭で息子とじっくり、2回まるまる見てしまいました。

息子もこのお兄さん達が好きで、「ドンマイ、ドンマイ、ドンマイ」と歌っています。

息子はヘキサゴンが好きらしい。

意味をわかっているのかわからないけど、ヘキサゴン見て笑う息子を見ると、「6歳児まで笑わせるとは、この人たちはエンターテイナーだな」って思います。

ヘキサゴンドリル

クイズ好きの母が購入。

出演者の席順を決めるテストが15回分(たぶん)掲載されています。

自分がやってみると、高得点出演者の雑学ぶりが良く分かりますよ。ちなみに私はほとんどの回で「平均(よりときどき下)」

 

【企業で働く高齢者200万人】

・高齢者=65歳以上

・企業で働く高齢者2007年に初めて200万人を超す。

・これは前年比15%増全体の雇用者数は2%増だが)。

・企業に勤める人の25人に1人が高齢者ということになる

・ただし、雇用者のうち非正社員が7割。
 (全体的には、全雇用者に対する非正社員率は3割だが)


<背景>
・定年後も働き続けたい人が増えている
・人手不足の企業が経験豊かな高齢者をやとっている
・若年層で優秀な人材の確保競争が厳しい

日本の総人口に対する65歳以上の比率は2005年に20%に達した。

 

65歳でもまだまだ元気!現役!な人々は多い。

50歳代後半から、定年後の暮らし・仕事を考える上で、
社労士資格をとって、今までの経験を活かし、人の役にたちたい」と受験を決意する人も沢山います。

私の元には「記憶力が落ちていて、なかなか試験に受からない」という嘆きも届きますが、

記憶力(理解力)は年齢とはあまり関係ないらしいです。

特に社労士試験の範囲は、社会人を経験しないとイメージがわからない規定が山ほどでてきます

「年のせいで、記憶力が悪くなり、試験に受からない」

そんな固定概念は捨てましょう!

実際に50歳代後半〜60歳以上でも合格する方、ちゃんといらっしゃいます!


厳選過去問約500問を講義調で解説!『出るデル過去問2008』発売中

過去300名以上の購入実績を誇り、「出るデル、やっといてよかったです」と試験後にメッセージを沢山いただいた『シャララン社労士』シリーズの過去問集です。

他に類をみない過去問解説テキスト。講義調(口語体)なので、ス〜と理解できちゃいます


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2008年04月16日

本試験分析:健康保険法(択一式)

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本試験分析:健康保険法(択一式)

平成19年度本試験分析と平成20年度本試験に向けての対策です。

担当は、栗澤純一氏。
『シャララン社労士』では労働基準法、国民年金法、厚生年金保険法を執筆、『わかる社労士シリーズ』でも多くの科目を担当している私がとっても頼りにしている講師です。

ここでは、「出題傾向を把握し、効率的な学習方法を模索する」ことを目的として、本試験問題を分析していきます。

平成19年に受験された方は出題内容の確認、復習はしておいたほうがいいでしょうね。

もちろん、平成20年度に新たに受験する方も、出題傾向や学習計画をたてるうえでとても重要なことです。

ぜひ、参考にしてください。

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今回は健康保険法(択一式)の分析ですね。

平成19年試験の健康保険法の択一式試験は、「健康保険法らしい」問題が多かったですね。

「健康保険法らしい」というのは、その出題傾向のことなんですが、
過去の出題傾向をみてみると、

過去問からの出題が多い
数字や改正点が論点とされることが多い

そして、「ときどき、へんてこな問題が出題される(-_-;)」
といった特徴があります。

健康保険法に限らず、国民年金法や厚生年金保険法は、1科目で10問(50肢)が出題されますので、仕方のないことなのかもしれません。

では、これらのポイントについて、もう少し掘り下げて分析をしてみましょう。

ポイント1:過去問からの出題が多い。ただし・・・

50肢のうちおよそ30肢ほどが、「過去問とほぼ同じ」、「いいまわしは若干違うけれども、論点はほぼ同じ」といった問題でした。

50肢中30肢・・・これって「6割」ですからね。

科目別にみても、過去問からの再出題の割合はかなり高いといえます。

ただし・・・平成6年、8年、9年あたりの少々昔の試験からの再出題もそこそこあったので、直接的には目にしたことがないといった方も多かったかもしれません。

できれば昔の過去問にも触れておきたいところですが、市販の過去問集では掲載年数の関係から難しいかもしれません。

テキストや参考書には過去の出題箇所の記載があるものが多いので、そういったポイントを重点的に学習するのも1つの方法ですね。

ポイント2:数字や改正点が論点とされることが多い

あえて強調するまでもありませんが、特に数字関係は、「標準報酬」に始まり、「自己負担の額」や「高額療養費算定基準額」、さらには「保険料関係」といった具合に、かなりの問題が出題されました。
 
「数字」というだけで苦手意識をお持ちになる受験生もいらっしゃいますが、「数字=決まり切ったもの」ですから、試験対策としては「正しく押さえるだけ」です。

むしろ「法律の考え方」を問われる労働基準法などのほうが対策は難しいかもしれません。

数字に対する得手不得手はありますが、ひたすら反復あるのみです。

ポイント3:難問・奇問

健康保険法の出題対象は基本的なものがほとんどです

実際に、平成19年試験の論点のほとんどはテキストや参考書に網羅されています。

さらに、「難問」、「奇問」とされるような設問も、単にテキストなどに記載がないだけであって、実務上での取扱いなどを取り上げたものが多いんですね。

ですから、一概に悪問とは言い切れません。

ただ、試験対策上厄介なのは、「そういった肢を正解肢として選ばなければいけないことが多い」ことなんです。

平成19年試験では問6C肢(育児休業に係る保険料免除の終了通知)や問7A肢(高額医療費貸付制度の限度額)、過去には健康保険組合の運営基準等々・・・

普通に学習していたのでは、まず気にとめないポイントですし、受験講座でも、あえてここに言及することはなかったでしょう。

通常、「このような設問は、最初から除外して残りの4肢で考える」のが王道です。

しかも、得てして残りの4肢の中に正解肢があるものなんですが、こと健康保険法に関しては・・・

「なんだ、こりゃ((+_+))」

を選ばせることが多いんですね。

しかも、意地悪なことに、平成19年試験の2問は、「次の記述のうち、誤っているものを選べ」という問題設定でした。

これが「正しいものを選べ」という設定であれば、残りの4肢の誤りのポイントをきちんと指摘して、「これしか残らないから」という消去法で正解にたどり着くことができます。

ところが、「正しいもの」はそのとおり正しいわけです。

正しいことに理由をつけるのは・・・相当の実力があっても難しいものです。

ただ、よくいわれることですが、こういった問題が合否に直結することはありません。

周囲の受験生が皆同じ状況なのですから、自分だけが不利益を被っているわけではありません

試験対策上重要なのは、こういった難問・奇問に遭遇したときに「決して舞い上がらないこと」です。

あわててしまったり、いつまでも気にかけたりして、残りの問題に支障をきたすほうがよっぽど問題です。

往々にして、難問・奇問が出題されることがある
 
こういった予備知識があるだけで、案外落ち着けるものです。

さらに、過去問でこういった問題を見かけても深入りしないですみます。

あくまで参考、と割り切ってしまえばいいのですから。
 
さて、健康保険法(択一式)の分析はこのくらいにしたいと思います。

次回は「国民年金法(選択式)」を分析していきます。

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2008年03月30日

本試験分析:健康保険法(選択式)

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本試験分析:健康保険法(選択式)

平成19年度本試験分析と平成20年度本試験に向けての対策です。

担当は、栗澤純一氏。
『シャララン社労士』では労働基準法、国民年金法、厚生年金保険法を執筆、『わかる社労士シリーズ』でも多くの科目を担当している私がとっても頼りにしている講師です。

ここでは、「出題傾向を把握し、効率的な学習方法を模索する」ことを目的として、本試験問題を分析していきます。

平成19年に受験された方は出題内容の確認、復習はしておいたほうがいいでしょうね。

もちろん、平成20年度に新たに受験する方も、出題傾向や学習計画をたてるうえでとても重要なことです。

ぜひ、参考にしてください。

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さて、今回は健康保険法(選択式)の分析をしていきましょう。

まず初めに出題傾向を確認しておきましょう。

健康保険法の選択式試験、論点はいたってシンプルですが・・・
一癖、いや、二癖、三癖ありますね(-_-;)

例えば、平成12年試験では、「保険給付の消滅時効の起算日」が問われました。

消滅時効の起算日は、択一式試験でも繰り返し出題されており、いわば「基本中の基本」といえるポイントですが、これを選択式試験で出題したものだから、その選択肢の長いこと、長いこと・・・

そのほか、平成15年、16年試験では、「高額療養費」が問われましたね。

ただし、「計算問題」としてですが (>_<)

こんな具合に、「論点そのものは必ずしも難解ではないけれども、出題形式であっけにとられる」ということが多い科目といえるでしょう。
(社会保険に関する一般常識ほどではありませんが・・・)

さて、それではもう少し踏み込んで分析をしていきましょう。

ポイント1:定義、数字・・・基本事項が問われることが多い

さきほどの平成12、15、16を除く選択式試験(5年分:計20の空欄)では、実に12の空欄が「数字」に関連するものでした。

また、残りの8つも択一式試験対策の延長で十分に解答できるものでした。

ですから、健康保険法に関しては、択一式試験の延長に選択式試験がある、との認識で学習を進めると効率的でしょう。

択一式試験で何度も問われている規定は、選択式試験でも要注意ということですね。

ポイント2:計算問題に注意

「計算問題」というと、労働保険徴収法の専売特許のように思われがちですが、決してそんなことはありません。

平成15年、16年の選択式試験に限らず、「高額療養費」関連では、過去に択一式試験でも出題されています。

したがって、今後も十分に注意をしておく必要がありますね。

とはいえ、「計算問題」の出題対象となる論点はさほど多くありません。

少々強引かもしれませんが、「高額療養費」に絞って対策をしておけば十分でしょう。

ちなみに、あまり複雑なところまで踏み込む必要はありません。

「え?平成15年、16年試験は十分複雑だった」ですって?

いえいえ、あれこそがまさに「高額療養費の考え方」そのものです。

「計算問題」、「数字」にまどわされることなく、「高額療養費」の仕組みをきちんと理解していれば、芋づる式に解答が導き出せる問題でした。
 
・・・裏を返せば、最初でつまづくと全滅!という恐ろしい問題でしたが(-_-;)

健康保険法に限らず、社労士試験における計算問題は、「計算そのもの」の難易度が高いわけではなく、「計算の過程」をきちんと理解しているかを問うものですから、この類の問題を苦手とする方は、まずは徹底的に仕組みを理解することから始めましょう。

ポイント3:法改正に注意

「法改正は要注意」…社労士試験の受験生であれば、必ずといっていいほど耳にする言葉ですね。

健康保険法にも例外なく当てはまります。

平成15年試験の直前には、高額療養費の区分等の改正がおこなわれていますし、平成19年試験の論点である「入院時生活療養費」も直近の改正事項でした。

健康保険は平成18年、19年、20年と、大きな改正が続いています

もちろん、まだ本試験で出題されたことのない改正事項もたくさんありますので、それらもきちんと理解しておく必要があります

とはいえ、「直近の改正で、どこが変更されたのかなんてわからない」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

特に初学者の方は、「改正後」の規定しか知らないでしょうし。

そんなときは「厚生労働白書」などを参考にするといいですね。

白書は厚生労働行政の大枠をまとめたものですから、もちろん医療保険制度の改正についても取り上げられています。

ただし、あくまで参考程度にしておきましょうね。

なにより理解すべきは、「現在の制度」なのですから。

さて、こうやって分析をすると、健康保険法って、いかにも「社労士試験らしい問題」が多いことがわかります。

ですから、ここで確実に得点が稼げていれば、およそ学習方法に間違いはないともいえますね(単純に、医療保険の得手不得手はありますが)。

1つのバロメーターとなる科目として意識しておくといいと思います♪

それでは、次回は「健康保険法(択一式)」を分析します。

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2008年03月11日

本試験分析:労働保険徴収法(択一式)

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本試験分析:労働保険徴収法(択一式)

平成19年度本試験分析と平成20年度本試験に向けての対策です。

担当は、栗澤純一氏。
『シャララン社労士』では労働基準法、国民年金法、厚生年金保険法を執筆、『わかる社労士シリーズ』でも多くの科目を担当している私がとっても頼りにしている講師です。

ここでは、「出題傾向を把握し、効率的な学習方法を模索する」ことを目的として、本試験問題を分析していきます。

平成19年に受験された方は出題内容の確認、復習はしておいたほうがいいでしょうね。

もちろん、平成20年度に新たに受験する方も、出題傾向や学習計画をたてるうえでとても重要なことです。

ぜひ、参考にしてください。

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今回は労働保険徴収法(択一式)の分析ですね。

ちなみに、「労働保険徴収法は選択式試験には出題されない」と誤解されている方もいらっしゃるようですが、たまたま選択式試験では出題されていないだけで、出題範囲にはしっかりと含まれておりますので。

ただ、平成19年試験におきましても、例年どおり出題されませんでした。

したがいまして、今回は「択一式試験」を分析していきたいと思います。

さて、この労働保険徴収法ですが、労働保険徴収法は、労災保険法及び雇用保険法において3問ずつ、計6問出題されます。

ちなみに、点数配分で考えた場合、労働基準法や労災保険法、雇用保険法がそれぞれ7問ですから、単独科目として考えれば、これらの法律と何ら遜色がない、つまり、しっかりと学習して得点に結びつけなければ合格は難しい、ということです。

ところで、労働保険徴収法は、雇用保険法と同じく「手続法」です。

そのため、イメージがわかなくて苦手にしている方も多いかと思います。

人事・総務関係の業務の経験がなければ、書類の流れや労働保険料の納付などはよくわかりませんものね。

ただし、「手続法」であるということは、いたってシンプルな規定が多い、ということでもあります。

ですから、きちんと学習しておけば、確実に得点に結びつけることができるわけです。

では、こういったことを踏まえて、本試験の分析をしていきましょう。

【ポイント1:出題傾向 】

平成19年試験をみると、特に難問・奇問はありませんでしたね。

しかも、解答として選ぶべき肢はいたってシンプルな論点のものでした。

また、労働保険料関係の計算問題の出題もありませんでしたので、比較的得点を稼げたのではないでしょうか。

ちなみに、「計算問題」は、最近はあまり出題されていません。

過去数年間をさかのぼってみても、一問まるまる計算問題、という形式で出題されたのは、3問程度ですね。
 
ただ、誤解しないで頂きたいのは、「計算問題を軽視してよい」ということではないんです。むしろその反対です。

ここ数年の出題実績が少ない、ということは、「過去問」中心でアウトプットの学習をしていると、計算問題の演習が不足してしまうのです。

とくに、過去5年程度に絞り込んだ過去問集では不足感は否めません。
それ以前の過去問についても確認しておきたいところです。

【ポイント2:やっぱり過去問】

繰り返しになりますが労働保険徴収法は「手続法」です。

保険関係の成立にしても労働保険料の納付にしても、一連の流れを定めた法律ですから、さほど難解な規定はありません。

つまり、労災保険法と同じく「新たに出題するところがない」という印象を受けます。

実務色の強い科目ですから、その気になればかなり細かい論点を取り上げることもできるのでしょうが、出題者側もそこまでは考えていないようです。

と、すれば・・・やはり、過去問ですよね。

ただ、「一言一句、すべて同じ」という問題はさほど見受けられませんので、それぞれの論点をきちんと押さえておかなければいけません。

例えば、労災保険法問9をみると、
A肢:平成15年労災保険法問10A肢
B肢:平成14年労災保険法問9B肢
C肢:平成11年労災保険法問10C肢
D肢:平成15年労災保険法問10C肢
E肢:平成14年雇用保険法問8C肢

で、それぞれほぼ同じ論点が取り上げられていたり、単純に正誤を入れ替えただけの出題があったりします。

単純に、「過去問の反復回数」だけにこだわると・・・
足元をすくわれかねませんので、じっくりと確認しておきたいところです。

これらのポイントを踏まえると、労働保険徴収法の試験対策は、前回の雇用保険法の試験対策とほぼ同じといえます。

対策その1: まずは制度の全体像をしっかり押さえる

対策その2:制度の全体像がいまひとつはっきりしないのであれば、テキスト以外の資料も活用してみる

公共職業安定所などで配布しているパンフレットや一般書籍も参考にしてみる。

ただし、あくまで参考程度にとどめておきましょう。

実務上のこまかなテクニックなどは出題されませんので・・・

対策その3:過去問の活用方法に注意!その問題の論点をきちんと押さえ、その周りの部分(派生事項)に注意を払う

とっつきづらくて試験対策が後回しになりがちな科目ですが、苦手科目にするわけにはいきませんよね。

ただ、学習方法を間違えなければ、確実に得点に結びつけることができるのですから、なんとしてもマスターしておきたい科目です。

さて、労働保険徴収法(択一式)の分析はこのくらいにしておきましょう。

次回は「健康保険法(選択式)」を分析していきます。


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2008年03月02日

本試験分析:雇用保険法(択一式)

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本試験分析:雇用保険法(択一式)

平成19年度本試験分析と平成20年度本試験に向けての対策です。

担当は、栗澤純一氏。
『シャララン社労士』では労働基準法、国民年金法、厚生年金保険法を執筆、『わかる社労士シリーズ』でも多くの科目を担当している私がとっても頼りにしている講師です。

ここでは、「出題傾向を把握し、効率的な学習方法を模索する」ことを目的として、本試験問題を分析していきます。

平成19年に受験された方は出題内容の確認、復習はしておいたほうがいいでしょうね。

もちろん、平成20年度に新たに受験する方も、出題傾向や学習計画をたてるうえでとても重要なことです。

ぜひ、参考にしてください。

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雇用保険法、実は苦手にしている方が多い科目でもあります。

内容的には、皆が「難しい」と口をそろえる厚生年金保険法などに比べてはるかにシンプルなんですが、なぜか得点に結びつかない、という不思議な科目なんですね。

ここをはっきりさせておかないと、いつまでたっても「雇用保険法は苦手なんだよな〜」で終ってしまいますので、まずはその理由をさぐってみましょう。

【理由その1:実務色が強い】

誤解しないで頂きたいのですが、ここでいう「実務色が強い」というのは何も
「実際に帳票に記入する」というものではありません。

実際の取扱い、つまり具体例が問われることが多い、ということなんです。

社労士試験は法律の試験ですから、どうしても法律論に偏りがちです。

その法律論をどのように具体例と結びつけるか・・・

この訓練をおろそかにしている受験生が意外と多いんです。

【理由その2:給付の種類が多い】

「失業等給付」の種類、とてもたくさんありますよね。

「給付」というと、その「名称」はもちろん、「支給対象」、「支給要件」、「支給内容」、「支給期間」、「支給調整」、「支給制限」・・・論点は山のようにあります。

給付の種類が多い、ということは、それだけ押さえるべきポイントがある、ということです。

それだけでも大変ですが、雇用保険の場合にはよく似た名称のものがあったり、被保険者の種類ごとに対象となる失業等給付が違ったり・・・

これだけで、もうごちゃごちゃです(>_<)

雇用保険法をとっつきづらいものしているのは、主にこの2つです。

したがって、制度の仕組みは至ってシンプルなわけですから、
この問題さえクリアできれば問題ない、ということになりますね。

では、少し踏み込んで分析してみましょう。

【ポイント1:出題傾向】

平成19年試験をみると、問1の5肢、3A肢、問5C肢、D肢がいわゆる具体例に基づく出題ですね。

そのほかにも「手続」に関する添付書類やらなんやら・・・

雇用保険法の択一式試験は全部で7問・35肢ですから、やはり、他の科目に比べても「具体例」に関する出題頻度は高い、といえるでしょう。

そのほかの年の試験をみても大差はありませんね。

【ポイント2: 過去問と「そっくり同じ」という問題が少ない】

雇用保険法では、過去に出題された問題がそのままコピーされて再度出題されることはほとんどありません。

ポイント1の「具体例」、先ほど触れた失業等給付の「名称」、「支給対象」、「支給要件」、「支給内容」、「支給期間」、「支給調整」、「支給制限」・・・
出題すべき論点には事欠かないんですね。

そのため、本試験当日に初めてお目にかかる問題が多いのですが、あらかじめ心の準備をしておかないと、気ばかり焦ってうっかりミスを連発、
なんてことにもなりかねません。

では、これらのことを踏まえて、対策を考えていきましょう。
 
【対策その1:まずは制度の全体像をしっかり押さえる】

「被保険者の種類」、「失業等給付」・・・
何かにつけて、雇用保険制度は細分化されています。

なかでも受験生が軒並み苦労するのが「失業等給付」でしょうか。

どうしても「支給要件」だとか、「支給内容」、「支給期間」といった細かい部分が気になるのですが、まずは「体系」を押さえることが先決です。

いつでもどこでも(?)脳裏に浮かんでくるようになるまで、種類・名称を叩き込む必要があります。

まずは大きなくくりで「失業等給付」、次に、保険事故にあわせて「求職者給付」、「就職促進給付」、「教育訓練給付」、それと「雇用継続給付」に区分されていて、

そのうち「求職者給付」には、一般被保険者(受給資格者)を対象とする基本手当、技能習得手当・・・
というように、チャートなり、一覧表なりがスラスラと浮かんでくるようになるまできっちりおさえること、これが大前提です。

いくら細かい部分を覚えようとしても、「そもそも何の給付だっけ???((+_+)) 」なんていうい状況では、いつまでたっても曖昧なままです。

細かいことは後回し、まずは「体系」を押さえることに集中しましょう。

【対策その2:過去問を活用しましょう】

先ほど触れたとおり、雇用保険法は、「そっくりそのまま」という過去問が繰り返し出題されることはあまりありませんので、ただ「解いた」、「論点を押さえた」で終わらせてしまっては、十分な効果が得られません。

例えば、基本手当に関連して、「失業の認定」であれば平成19年問2D肢と平成13年5B肢、「待期」平成19年2Eと平成16年問2Eの関係のように、過去に出題された事項の派生事項が出題されることが多々あります。

一問一答形式の過去問集で確認すると一目瞭然ですが、1つの規定について、論点があるわあるわ・・・(-_-;)

ですから、過去問を解いた際、テキストでその論点を確認するのはもちろんですが、「その周りの部分」にも注意して頂きたいのです。

当然、ただ過去問を解くのに比べれば時間はかかります。

結果、反復回数も減るでしょう。

ただ、「そっくり同じ問題」があまり出題されない以上、「その問題だけ」を押さえても、次につながらないのです。

「過去問」というと、反復回数にこだわる方がいらっしゃいますが、雇用保険法に関していえば、「まず回数ありき」ではなく、「じっくり」と確認しながらよいと思います。まさしく「急がば回れ」です。

【対策その3:テキスト以外の資料も活用しましょう】

前回も触れましたが、公共職業安定所などで配布しているパンフレットなどは、
要点を絞ってわかりやすく説明していますので、大いに利用する価値があります。

そのほか、一般書籍として、「事務手続マニュアル」のようなものが書店に並んでいますが、これも案外つかえます♪

テキストや条文集だけでは、どうも手続きの流れがつかめないものですが、こういったマニュアル本はイラストを使って解説していたりしますので、条文上の規定をイメージとして押さえることができると思います。

ただ、あまり深入りしてはいけませんよ(^_^;)

社労士試験はあくまで「法律の試験」であって「手続の試験」ではありませんからね。

参考程度に取り入れると理解しやすい、くらいに考えておきましょう。
 
さて、雇用保険法(択一式)の分析はこのくらいにしておきましょう。
次回は「労働保険徴収法(択一式)」を分析していきます。

【過去の分析記事】

労基法・選択
労基法・択一
安衛法・選択
安衛法・択一 
労災法・選択
労災法・択一
雇保法・選択

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2008年02月20日

本試験分析:雇用保険法(選択式)

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本試験分析:雇用保険法(選択式)

平成19年度本試験分析と平成20年度本試験に向けての対策です。

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平成19年に受験された方は出題内容の確認、復習はしておいたほうがいいでしょうね。

もちろん、平成20年度に新たに受験する方も、出題傾向や学習計画をたてるうえでとても重要なことです。

ぜひ、参考にしてください。

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 さて、今回は雇用保険法(選択式)の分析をしていきましょう。

まず初めに、雇用保険法の選択式試験ですが、講師:栗澤としては、「試験対策上、とても重要な科目である」考えています。

得点を稼いでおきたい科目」なんです。

平成19年試験に限ったことではありませんが、問題の難易度はそれほど高くありません。
と、いうよりも、押さえるべきポイントを押さえておけば、特に迷うことなく、解答できると思われます。

誤解を恐れずにいえば、「狙って満点をとりに行く」科目なんです。

ところが、中には、「過去問を解いてみたけど、少なくとも基準点割れすることはなかったので、雇用保険法に関しては安心してます♪」とおっしゃる方が・・・。

この部分はのちほど触れますが、大いなる誤解です。

選択式は、「各科目ごとの基準点」、つまり3点を確保することが至上命題ですが、案外、忘れがちなのが「総得点」ですね。

ちなみに、平成19年試験の合格基準は、「総得点28点以上かつ各科目3点以上」でした。

択一式試験は8科目、40点満点ですから、基準点(3点)×8=24点、ということで、どこかで4点以上を確保しなければいけないわけです。

確かに基準点の確保が至上命題ではありますが、「とれるところでとっておく」ことも大切なんですね。

さて、それではもう少し踏み込んで分析をしていきましょう。

【ポイント1:定義、数字といった具体的な論点が多い】

なにも雇用保険法に限ったことではないのかもしれませんが、
こと、雇用保険法については、「ストレート」に問われることが多いです。

ですから、「選択肢をみなくても空欄を埋められる」という問題がほとんどです。

・・・と、いうことは?
過去の「記述式」の問題にも注意をしておきたいところです。

平成12年に選択式試験が採用される前は、空欄部分を自分で記入する記述式試験が行われていました。

「自分で考えて埋める」わけですから、出題する側としては、あまりに複雑な部分や長文を空欄にすることはできませんでした。

社労士試験は法律の試験ですから、「内容が合っていればいい」というものではなく、「法律として正しい解答」が要求されるわけですから、誰も答えられないような問題では意味を持ちません
(全員0点、では合否の判定のしようがありませんよね)。

必然的に、シンプルな言葉がそのまま空欄とされました。

ちなみに雇用保険法・・・選択式試験に替わっても、この出題傾向は変わりありませんので、過去の記述式で問われた部分も押さえておきたいところです。

【ポイント2:法律全体を、まんべんなく押さえておく 。取りこぼしは・・・】

さきほどのポイント1にも関連しますが、出題内容は、定義、数字、支給要件、国庫負担・・・論点がどこかに偏っているということはありません。

さらに、1問が複数の問題文で構成されることが多い科目でもあります
(↑前回の「1問あたりの行数」に引き続き、
  こんな押さえ方をする講師も少ないでしょうかね?

それはさておき、例えば平成19年試験では、問題1で「失業・離職の定義」が、問題文2で「所定給付日数」が論点とされました。

だからなんだ?
といわれてしまうとそれまでなんですが、これこそが、先ほど「最悪、基準点割れはしないだろうから雇用保険法は安心」という誤解につながってくるんです。

空欄を5つ設定するのに問題文を複数用意しなければいけない、ということは、裏を返せば、「規定そのものに深みがないため、1つの規定単独ではそれほど多くの論点を設定できない」ともいえるわけです。

ですから、いくつかある問題のなかで、どちらかを正確に押さえていなくても、別の問題で挽回できるわけです。

ただ、ここでいう「挽回」は、あくまで基準点(3点)確保のうえでの挽回であって、総得点の面では、「あ痛たたた・・・(>_<) 」ですね。

1つの規定そのものを必要以上に深く掘り下げる必要はありません。
基本事項をまんべんなく、正確に押さえることを心がけましょう。

【ポイント3:テキスト以外にも・・・】

公共職業安定所などにはさまざまなパンフレットが置いてありますが、こういったものも、案外、試験対策に活用できますね。

そもそも、「失業等給付」を受ける人達は、雇用保険制度の詳細な内容はわかりません。

そういった人たちに、正確に、わかりやすく伝えるようにつくられているわけですから、みなさんのように、試験勉強でベースができていれば、素直に読み取れるはずです。

(紙面に限界のあるパンフレットでは、特に重要なポイントに絞り込んでいますので、最低限、押さえておくべき内容であるともいえます)。

こんな便利な媒体を利用しない手はありませんよね♪
一度ご覧になってはいかがでしょうか。

さて、分析&対策は以上となりますが、いかがでしょうか?

難易度はさほど高くない科目ではありますが、
油断は禁物ですので気をつけてくださいね。

【過去の分析記事】

労基法・選択
労基法・択一
安衛法・選択
安衛法・択一 
労災法・選択
労災法・択一
 
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2008年02月02日

本試験分析:労働者災害補償保険法(択一式)

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本試験分析:労働者災害補償保険法(択一式)

平成19年度本試験分析と平成20年度本試験に向けての対策です。

担当は、栗澤純一氏。
『シャララン社労士』では労働基準法、国民年金法、厚生年金保険法を執筆、『わかる社労士シリーズ』でも多くの科目を担当している私がとっても頼りにしている講師です。

ここでは、「出題傾向を把握し、効率的な学習方法を模索する」ことを目的として、本試験問題を分析していきます。

平成19年に受験された方は出題内容の確認、復習はしておいたほうがいいでしょうね。

もちろん、平成20年度に新たに受験する方も、出題傾向や学習計画をたてるうえでとても重要なことです。

ぜひ、参考にしてください。

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労災保険法の択一式試験・・・
みなさん、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

過去問の繰返し
ほかの科目に比べて簡単、得点源

案外、楽観的に考えていらっしゃる方が多いようです。
が、実はこれが落とし穴なんです。

確かに、制度の基本的な仕組みを押さえて、過去問をしっかりこなしておけば、大きく外すことのない科目ではあります。

でも「労災は得点源♪」ということで、「7点の満点、まぁ、悪くても5、6点」のつもりでいたのに、足元をすくわれて3、4点・・・なんていうこともざらにあるんです。

まさしく、「とらぬ狸のなんとやら」ですが、案外、これにはまってしまう受験生が多いんです。

では、その理由を含めて分析をしていきましょう。

【ポイント1:過去問+新問】

「労災は過去問の繰返し」との定説がありますが、ここ数年の出題傾向をみると、必ずしも当てはまりませんね

「労災保険法施行規則(テキストでは、「則○条」などと表記されているものです)」などを根拠とする問題が多くなっています。

いいかたをかえれば、かなり細かな内容も出題されるということです。

確かに、過去問に出題された問題も繰返し出題されています。

例えば、正解肢、つまり解答として選ぶべき選択肢の論点についてみると、
問1D肢 ⇔ 平14 問1D肢
問2E肢 ⇔ 平15 問1D肢
問7B肢 ⇔ 平15 問5A肢

というように、ここ数年のところでも、ほぼ同じ論点のものや論点を簡略化した出題がありました。

また、問3C肢のように、非常にシンプルなものもあります。
ですので、少なくとも基準点割れという事態は回避できますが、「あわよくば満点」なんていう皮算用は・・・できませんよね。

ちなみに、「則」については、平成18年度試験の選択式でも直接的な論点として取り上げられ、話題をさらいました。

その評価はさまざまですが、傾向と対策を考えれば、平成20年度試験においても、それなりに踏み込んで押さえておく必要があるでしょう。

【ポイント2:あわてないこと】

労災保険法に限らず、当然のことなんですが、こと労災保険法については、比較的読みやすい文章の問題が多いですので、さらっと読み流してしまうことが多いんです。

ただ、その「ボリューム」に気をつけて頂きたいのです。

平成19年度試験の1肢あたりの平均行数
(↑こんな分析をするのは、受験業界でも私くらいでしょうか?)は、「5.0行」でした。

ちなみに、誰もが難しいと頭を抱える厚生年金保険法でも、「3.6行」ですからね。この「およそ1.5行」の差をどうとらえるか・・・

1肢につき1.5行、ということは、5肢1問当たり7.5行多い、ということです。

これが全部で7問ですから・・・かなりの差になりますよね。

そんな問題でありながら、正誤の論点は至って単純だったりするので、つい、うっかりミス・・・なんてことになってしまうんですね。

例えば、問6A肢ですが、問題文はなんと10行!にもかかわらず、その論点は、「未満」という言葉のひっかけ。

おまけに問6の正解であるC肢は新問でしたから、ケアレスミスをしてしまった受験生もいらっしゃるかもしれませんね。

これを防ぐには、「じっくり読む」しかありません。

ただ、誰しも解答を早く見つけたいですから、気づかないうちに読み流していることが多いものです。

日頃から意識しておきたいところです。

【ポイント3:むやみに難問・奇問と切り捨てないこと】

試験対策上、「難問・奇問は無視していいです」といわれます。

確かにそのとおりですが、気をつけて頂きたいのは「何を基準として難問・奇問とするか」ということなんです。

「意味がわからないから・・・いいや」とか、「うへぇ、細かい・・・こんなのもう出ないよ」などと決めつけないほうがいいでしょう

こと、労災保険法に関しては。

もともと「ストレート」な問題が多い科目でしたから、過去数年分の問題を繰り返していくと、ここ数年の問題のなかには、「なんだこりゃ」というものもあるんです。

が、そういったポイントは引き続き狙われやすいようです。

裏を返せば、そういった細かいところから出題しないと、問題が作れなくなっているのかもしれませんね。

年金科目などにくらべれば非常にシンプルな制度ですので。

と、いうことで、労災保険法(択一式)の分析をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

まずは、世間一般(←あくまで社労士受験の世間一般ですが)の労災保険法に対する固定概念を崩すところから始めるとよいかもしれませんね。

それでは、次回は「雇用保険法(選択式)」を分析していきます。

【過去の分析記事】

労基法・選択
労基法・択一
安衛法・選択
安衛法・択一 
労災法・選択
 
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2007年12月20日

本試験分析:労働者災害補償保険法(選択式)

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本試験分析:労働者災害補償保険法(選択式)

平成19年度本試験分析と平成20年度本試験に向けての対策です。

担当は、栗澤純一氏。
『シャララン社労士』では労働基準法、国民年金法、厚生年金保険法を執筆、『わかる社労士シリーズ』でも多くの科目を担当している私がとっても頼りにしている講師です。

ここでは、「出題傾向を把握し、効率的な学習方法を模索する」ことを目的として、本試験問題を分析していきます。

平成19年に受験された方は出題内容の確認、復習はしておいたほうがいいでしょうね。

もちろん、平成20年度に新たに受験する方も、出題傾向や学習計画をたてるうえでとても重要なことです。

ぜひ、参考にしてください。

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労災保険法の選択式試験・・・出題傾向がつかみづらい科目の1つですね。

条文をそっくりそのまま抜き出したような問題がだされたと思いきや、本則と施行規則との関係や、通達からの出題があったり・・・

さらには、単に覚えていれば解けるものから、きちんと理論立てて考えなければ正解にたどり着けないものまで、いろいろです。

もちろん、難易度もバラバラです・・・

そうはいっても、何の対策もせずに試験に臨むわけにはいきませんよね。

まずはきちんと分析をして、押さえるべきポイントを確認していきましょう。

平成19年試験は「保険給付の種類等」及び「業務災害に関する保険給付の種類及び支給事由」からの出題でした。
 
空欄A(解答:二次健康診断等給付)はともかく、それ以外の空欄は「さほど難しい語句が入るわけではないけれども、別の選択肢をいれても漠然とつながってしまう」といった空欄でした。

・・・個人的な感想ですが、平成19年試験はいい問題が多いですね。

受験する側にとっては、「簡単な問題=いい問題」かもしれませんが(苦笑)。

ただ、講師の立場からすれば、「それぞれの内容覚えていることは当然として、
制度趣旨や仕組みを理解していなければ解答にたどり着けない問題」こそが
いい問題かな、と。

と、いうことで、この労災保険法で残念な思いをされた方もいらっしゃるかもしれませんが、みなさんも、ぜひ「講師の立場」で分析してみてください。

そうすることで、学習方法がおおきくかわってくるかもしれませんので。

さて、ポイントとなるのは、「労災保険制度の位置付け」です。

みなさん、講義やテキストで、

「労災保険制度は、労働基準法の災害補償において規定している使用者の災害補償責任を代行するものである」

とか、

「労災保険制度は、労働基準法の『災害補償制度』を保険制度化したものである」

などと学習しませんでしたか?

「そういえばどこかで・・・」なんてかた、大勢いらっしゃいますよね。

実は、このポイントは、難問といわれた平成18年試験にもつながるところがあるんです。

労災保険制度は、労働基準法の災害補償をベースとするものである

 ⇒ 労働基準法の災害補償事由と労災保険の保険給付の支給事由は
  対(つい)になっている。

「保険制度化した」ことにより、労働基準法の災害補償を代行するだけではなく、より手厚い保護を行うこととされている

 ⇒ 長期の所得補償(年金給付)や労災保険制度独自の保険給付の支給、
  通勤災害への対応、二次健康診断等給付、等々

これらのことを押さえながら学習していれば、理論立てて考えることで、解答にたどり着くことができたのではないでしょうか。

労働基準法と労災保険法との関係・・・
単に言葉として覚えているだけでは十分とはいえませんよ。

ちなみに・・・もし、受験講座の講師が「労働基準法の災害補償」をきちんと解説されたということであれば、その講師は、きちんと出題傾向を把握していらっしゃると思います。

そういった講師に巡り合えたのであれば、最後までついていって間違いないでしょう。

ただ、「え〜っと、災害補償は労災保険で詳しくみていくので、ここはカットしますね。後で読んでおいてください」などとまったく触れもせず、労災保険でも災害補償との関連を解説しないなんてことであれば、・・・各自でご判断ください(苦笑)

確かに、昔はそれでもよかったですが、最近の試験をきちんと追いかけている講師であれば、そのようなことはないはずですので。

さて、それでは来年の試験に向けて注意すべきポイントを確認しておきましょう。

前述のとおり、労災保険法の選択式試験の難易度はかなり幅があります。

ですから、テキストなどで重要事項とされている部分についてはきちんと押さえておかなければいけません。

さらに、このところのトレンド(?)でもある「労働基準法との関係」も確認しておきましょう。

ちなみに、社会保険科目では「制度の沿革」がとわれることがしばしばあります。

労働科目で出題されてもおかしくありませんので、歴史的な背景も含めて押さえておけば間違いないでしょう。

それと、もう1つ。労災保険の「目的条文」が改正されています。

  ▼労災法1条(法令集会員のみ閲覧できます)
     

その背景には、社会復帰促進等事業(旧:労働福祉事業)の再編があります。

保険給付ではありませんが、こちらの事業も労災保険事業の重要な柱となっていますので、注意が必要ですね。

それでは、次回は「労働者災害補償保険法(択一式)」を分析します。

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2007年11月09日

本試験分析:労働安全衛生法(択一式)

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本試験分析:労働安全衛生法(択一式)

平成19年度本試験分析と平成20年度本試験に向けての対策です。

担当は、栗澤純一氏。
『シャララン社労士』では労働基準法、国民年金法、厚生年金保険法を執筆、『わかる社労士シリーズ』でも多くの科目を担当している私がとっても頼りにしている講師です。

ここでは、「出題傾向を把握し、効率的な学習方法を模索する」ことを目的として、本試験問題を分析していきます。

平成19年に受験された方は出題内容の確認、復習はしておいたほうがいいでしょうね。

もちろん、平成20年度に新たに受験する方も、出題傾向や学習計画をたてるうえでとても重要なことです。

ぜひ、参考にしてください。

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労働安全衛生法は、
(1) 労働基準法と併せて出題されるが、その出題数(計3問・15肢)のためなのか、十分な学習時間を確保していない受験生が多い。

(2) 普段、あまり意識しない規定が多いので、とっつきづらい。
 
などの理由で、苦手意識をお持ちの方も多いかもしれませんね。

ただ、平成19年試験については、最低限押さえるべきポイントを押さえておけば、少なくとも2点(これは大きい)は確保することができる問題でしたね。

それでは、具体的に分析してみましょう。

【ポイント1:やっぱり基本!】

労働安全衛生法を学習するうえでは、大きな柱が3つあります。

・安全衛生管理体制
・機械等並びに危険物及び有害物に関する規制
・健康の保持増進のための措置

 ですね。

平成19年試験では、ほとんどこの範囲から出題されています。

しかも、重要と言われながらも、ここ数年目立った出題がなかった安全衛生管理体制が、「これでもか!」といわんばかりに取り上げられました

しかも、その論点は「選任要件」、「資格要件」、「職務内容」、そして「行政措置」と、これまた重要事項のオンパレードでした。

やはり、試験対策の王道は外せない、ということですね。

ただ、「過去問とまったく同じ」という問題ばかりではありませんでしたので、重要事項とはいえど、基本書をしっかりと読み込んでいないと思わぬ勘違いをしかねない問題でした。


【ポイントその2:労働安全衛生法は暗記科目・・・ではありません!】

前回の選択式試験の分析でも触れましたが、労働安全衛生法は暗記科目ではありません。

もちろん、覚えるべきポイントはたくさんありますが、『ひたすら暗記すればよい』科目ではない、ということです。

ちなみに、その傾向に沿っているのが問9ですね。

「労働者派遣」を絡めた出題です。


平成17年試験で出題されたE肢はともかく、問9の5肢、すべての取扱いを具体的に押さえていて、自信を持って選択できたという方はごく少数でしょう。

で、あれば安全衛生管理体制や就業に当たっての措置の目的、派遣労働者と派遣元・派遣先との労働関係を考慮しながら絞り込んでいくわけです。

5肢の中から漠然と選ぶよりも、理論立てて絞り込み、そこから選ぶほうが正解率は高まります。

その論点を直接的に押さえていなくとも、正解を導き出す能力、これが重要です。

つまりは考える力ですが、これは立派な実力です。
なにもすべてを知っていることだけが実力ではありません。


さて、それでは来年の試験に向けた学習方法を考えていきましょう。


【学習ポイントその1: 王道を外さないようにしましょう】

先ほど述べたとおり、労働安全衛生法の試験対策の3本柱は、

・安全衛生管理体制
・機械等並びに危険物及び有害物に関する規制
・健康の保持増進のための措置

です。

この3つはしっかりと時間を確保して学習しましょう。

比較的最近の改正も絡んでいますので、重要性はいうまでもありません。

ちなみに、試験の直前期に集中して学習する方法もありますが、来年の試験を考えるのであれば、できることなら日頃からコツコツと取り組むことをお勧めします。

改正の背景や制度の趣旨は、じっくりと考えないとなかなか身につきませんので・・・

さらに、プラスアルファとして、
事業者等の責務(法3条関連)
 法令集会員の方はこちらで条文を確認できます

請負関係の取扱いなど(法29〜34条)
 法令集会員の方はこちらで条文を確認できます

労働者派遣の取扱いなど(労働者派遣法45条ほか)
 法令集会員の方はこちらで条文を確認できます
  

そこそこのボリュームになりますが、これだけ押さえておけば、まず、周囲の受験生に後れをとることはないでしょう。

【学習ポイントその2:過去問の活用方法に注意しましょう!】

書店などにずらりと並んでいる過去問集ですが、その形式(一問一答⇔5肢択一)だけに目を奪われていませんか?

実は、注意して頂きたいのは「掲載年数」です。
過去5年分であったり、7年分であったり、はたまた「○○○○問掲載!」なんていうものもあります。

労働安全衛生法、・・・ちなみに労働基準法もそうなのですが、このところ、平成12、13年あたりの過去問からの出題がちらほら目につきます。

そうすると、過去5年分ではちょいと足りないのです。

このあたりは科目によってバラつきがあるので、一概に「過去○年分掲載の問題集がよい」とはいいきれませんし、いたずらにボリュームが多ければよいというものでもありません。

ただ、労働安全衛生法についていえば、「5年プラスα」を押さえておきたいところです。

理想をいえば、掲載年数にこだわらず、「過去の出題実績を重視して構成されている問題集」ということになりますね。

 ※シャラランの「出るデル過去問」、一度ご覧になってください。
  手前みそですが、至極の一品ですよ(平成20年度版は4月発売予定です。)


それでは労働安全衛生法(択一式)はこのくらいにしておきましょう。

次回は「労働者災害補償保険法(選択式)」を分析します。

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2007年10月31日

本試験分析:労働安全衛生法(選択式)

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本試験分析:労働安全衛生法(選択式)

平成19年度本試験分析と平成20年度本試験に向けての対策です。

担当は、栗澤純一氏。
『シャララン社労士』では労働基準法、国民年金法、厚生年金保険法を執筆、『わかる社労士シリーズ』でも多くの科目を担当している私がとっても頼りにしている講師です。

ここでは、「出題傾向を把握し、効率的な学習方法を模索する」ことを目的として、本試験問題を分析していきます。

平成19年に受験された方は出題内容の確認、復習はしておいたほうがいいでしょうね。

もちろん、平成20年度に新たに受験する方も、出題傾向や学習計画をたてるうえでとても重要なことです。

ぜひ、参考にしてください。

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安衛法は、選択式・択一式ともに労働基準法とセットで1科目を構成する法律ですが、こちらもいわゆる条文抜出型の「基本に忠実」な出題でしたね。

ちなみに、まず初めに確認しておきたいことがあります。

みなさん、労働安全衛生法って、「単なる暗記科目」と位置付けていらっしゃいませんか?

・・・これ、誤解ですよ。

確かに、パッと見ただけでは、「名称」、「数字」などなど、覚えることは山ほどありますが、試験対策としては、端から順に覚えるのはどうかと思います。


詳しくは後述しますので、ここでは「安衛法は単なる暗記科目ではない」ということだけは覚えておいてくださいね。

まず、これまでの出題傾向を分析すると、

(1) 条文抜出型の問題(平成12、14、17、18年)
(2) 前後の文章の流れから判断することができる問題(平成13、15、16年)

というように、大きく2つに分けることができます。

平成19年試験はといいますと、(2)のパターンに該当しますね。

ここで考えて頂きたいのは、「出題内容」です。
具体的に、ここ数年の出題内容を挙げてみると、

平成19年:「危険性・有害性等の調査」、「元方事業者の定義」
平成18年:「事業者等の責務」、「面接指導」
平成17年:「事業者等の責務」
平成16年:「作業の管理」

となっていますが、何か気付いたことはありませんか?
そう、多くは「改正」に関連しているのです。

ただ、そこで終わりにしないでくださいね。

「改正からの出題が多い」のは何も安衛法に限ったことではありませんが、特に安衛法では、改正の背景、内容をしっかり理解しておくと、押さえるべき内容が絞り込めるんです。

さきほど、「単なる暗記科目ではない」と申し上げたのはこれなんです。

確かに、「覚えていなければ」解答することはできません。

ただ、「全部を覚える」ことは至難の業です。

試験対策としては、「出題される可能性の高い規定」を重点的に押さえておくことが重要です。

そのためには、改正の背景、内容を理解しておくことが不可欠なのです。


では、少し掘り下げてみましょう。

労働安全衛生法は、平成18年4月(一部は平成18年12月)に改正が行われました。

その背景には、「労働災害発生状況が長期的に減少傾向にあるなかで、爆発・火災といった『重大災害』が頻発したこと」や、「加重労働による健康障害(過労死等)の増加」といった問題がありました。

前者は生産工程の多様化・複雑化が進展しているのに対し、作業に伴う危険性や有害性の洗出しが不十分であったことや、

請負関係など指揮命令系統の異なる労働者が混在して作業しているにもかかわらず、作業間の連絡調整が十分になされていなかったことがその要因とされています。

一方、後者は長時間労働や過度のストレスがその要因とされています。

このような要因を解消すべく、平成18年改正ではさまざまな規定が設けられました。

これを出題内容と照らし合わせてみると・・・
改正後だけなく、改正前にも関連していますよね。

こういった「社会的な問題」が色濃く反映されるのが安衛法なのです。

こういったポイントを踏まえて学習していれば、「端から暗記する」必要はありませんし、現実的な問題とリンクさせながら学習できますので、無味乾燥な条文との闘いにはなりませんよね。


問題があるから、それを解消するために改正が行われるわけです。

現状を把握し、それを解消する具体的な方策を設ける。
その一連の流れこそが試験対策そのもの、というわけです。


では、来年の試験に向けて注意すべきポイントはどこにあるのでしょうか?

さきほど例示した諸問題は、いまだ解消するに至っていません。
つまり、まだまだ実際の経済社会の中では注目度の高い規定です。

当然、こういったポイントを中心に押さえていく必要があります。

そのためには、平成18年改正を再度確認しておくとよいでしょう。

厚生労働省のホームページで関連情報を探すもよし、過去のテキストや参考書をパラパラとめくってみるもよし。

 ▼シャラランではこちら↓
   http://www.shararun.com/k_index/roudo/gaiyo/h17_anei_gaiyo.html

白書で厚生労働行政の方向性を把握しておくこともできますね。

このほか、方法はいくつもあります。

目の前にあるテキストで必死に学習することも大切ですが、それだけではどうしても細かな規定にばかり目を奪われてしまいます。

そんなときは、ふと、顔を上げて、全体像を把握するように心がけてみてください
きっと、これまで安衛法に対して持っていたイメージが変わるでしょう。


それでは、次回は「労働安全衛生法(択一式)」を分析します。

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