条文と戦う女社労士受験コンサル Sha-ra-run Haruの表日誌

2008年03月02日

本試験分析:雇用保険法(択一式)

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本試験分析:雇用保険法(択一式)

平成19年度本試験分析と平成20年度本試験に向けての対策です。

担当は、栗澤純一氏。
『シャララン社労士』では労働基準法、国民年金法、厚生年金保険法を執筆、『わかる社労士シリーズ』でも多くの科目を担当している私がとっても頼りにしている講師です。

ここでは、「出題傾向を把握し、効率的な学習方法を模索する」ことを目的として、本試験問題を分析していきます。

平成19年に受験された方は出題内容の確認、復習はしておいたほうがいいでしょうね。

もちろん、平成20年度に新たに受験する方も、出題傾向や学習計画をたてるうえでとても重要なことです。

ぜひ、参考にしてください。

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雇用保険法、実は苦手にしている方が多い科目でもあります。

内容的には、皆が「難しい」と口をそろえる厚生年金保険法などに比べてはるかにシンプルなんですが、なぜか得点に結びつかない、という不思議な科目なんですね。

ここをはっきりさせておかないと、いつまでたっても「雇用保険法は苦手なんだよな〜」で終ってしまいますので、まずはその理由をさぐってみましょう。

【理由その1:実務色が強い】

誤解しないで頂きたいのですが、ここでいう「実務色が強い」というのは何も
「実際に帳票に記入する」というものではありません。

実際の取扱い、つまり具体例が問われることが多い、ということなんです。

社労士試験は法律の試験ですから、どうしても法律論に偏りがちです。

その法律論をどのように具体例と結びつけるか・・・

この訓練をおろそかにしている受験生が意外と多いんです。

【理由その2:給付の種類が多い】

「失業等給付」の種類、とてもたくさんありますよね。

「給付」というと、その「名称」はもちろん、「支給対象」、「支給要件」、「支給内容」、「支給期間」、「支給調整」、「支給制限」・・・論点は山のようにあります。

給付の種類が多い、ということは、それだけ押さえるべきポイントがある、ということです。

それだけでも大変ですが、雇用保険の場合にはよく似た名称のものがあったり、被保険者の種類ごとに対象となる失業等給付が違ったり・・・

これだけで、もうごちゃごちゃです(>_<)

雇用保険法をとっつきづらいものしているのは、主にこの2つです。

したがって、制度の仕組みは至ってシンプルなわけですから、
この問題さえクリアできれば問題ない、ということになりますね。

では、少し踏み込んで分析してみましょう。

【ポイント1:出題傾向】

平成19年試験をみると、問1の5肢、3A肢、問5C肢、D肢がいわゆる具体例に基づく出題ですね。

そのほかにも「手続」に関する添付書類やらなんやら・・・

雇用保険法の択一式試験は全部で7問・35肢ですから、やはり、他の科目に比べても「具体例」に関する出題頻度は高い、といえるでしょう。

そのほかの年の試験をみても大差はありませんね。

【ポイント2: 過去問と「そっくり同じ」という問題が少ない】

雇用保険法では、過去に出題された問題がそのままコピーされて再度出題されることはほとんどありません。

ポイント1の「具体例」、先ほど触れた失業等給付の「名称」、「支給対象」、「支給要件」、「支給内容」、「支給期間」、「支給調整」、「支給制限」・・・
出題すべき論点には事欠かないんですね。

そのため、本試験当日に初めてお目にかかる問題が多いのですが、あらかじめ心の準備をしておかないと、気ばかり焦ってうっかりミスを連発、
なんてことにもなりかねません。

では、これらのことを踏まえて、対策を考えていきましょう。
 
【対策その1:まずは制度の全体像をしっかり押さえる】

「被保険者の種類」、「失業等給付」・・・
何かにつけて、雇用保険制度は細分化されています。

なかでも受験生が軒並み苦労するのが「失業等給付」でしょうか。

どうしても「支給要件」だとか、「支給内容」、「支給期間」といった細かい部分が気になるのですが、まずは「体系」を押さえることが先決です。

いつでもどこでも(?)脳裏に浮かんでくるようになるまで、種類・名称を叩き込む必要があります。

まずは大きなくくりで「失業等給付」、次に、保険事故にあわせて「求職者給付」、「就職促進給付」、「教育訓練給付」、それと「雇用継続給付」に区分されていて、

そのうち「求職者給付」には、一般被保険者(受給資格者)を対象とする基本手当、技能習得手当・・・
というように、チャートなり、一覧表なりがスラスラと浮かんでくるようになるまできっちりおさえること、これが大前提です。

いくら細かい部分を覚えようとしても、「そもそも何の給付だっけ???((+_+)) 」なんていうい状況では、いつまでたっても曖昧なままです。

細かいことは後回し、まずは「体系」を押さえることに集中しましょう。

【対策その2:過去問を活用しましょう】

先ほど触れたとおり、雇用保険法は、「そっくりそのまま」という過去問が繰り返し出題されることはあまりありませんので、ただ「解いた」、「論点を押さえた」で終わらせてしまっては、十分な効果が得られません。

例えば、基本手当に関連して、「失業の認定」であれば平成19年問2D肢と平成13年5B肢、「待期」平成19年2Eと平成16年問2Eの関係のように、過去に出題された事項の派生事項が出題されることが多々あります。

一問一答形式の過去問集で確認すると一目瞭然ですが、1つの規定について、論点があるわあるわ・・・(-_-;)

ですから、過去問を解いた際、テキストでその論点を確認するのはもちろんですが、「その周りの部分」にも注意して頂きたいのです。

当然、ただ過去問を解くのに比べれば時間はかかります。

結果、反復回数も減るでしょう。

ただ、「そっくり同じ問題」があまり出題されない以上、「その問題だけ」を押さえても、次につながらないのです。

「過去問」というと、反復回数にこだわる方がいらっしゃいますが、雇用保険法に関していえば、「まず回数ありき」ではなく、「じっくり」と確認しながらよいと思います。まさしく「急がば回れ」です。

【対策その3:テキスト以外の資料も活用しましょう】

前回も触れましたが、公共職業安定所などで配布しているパンフレットなどは、
要点を絞ってわかりやすく説明していますので、大いに利用する価値があります。

そのほか、一般書籍として、「事務手続マニュアル」のようなものが書店に並んでいますが、これも案外つかえます♪

テキストや条文集だけでは、どうも手続きの流れがつかめないものですが、こういったマニュアル本はイラストを使って解説していたりしますので、条文上の規定をイメージとして押さえることができると思います。

ただ、あまり深入りしてはいけませんよ(^_^;)

社労士試験はあくまで「法律の試験」であって「手続の試験」ではありませんからね。

参考程度に取り入れると理解しやすい、くらいに考えておきましょう。
 
さて、雇用保険法(択一式)の分析はこのくらいにしておきましょう。
次回は「労働保険徴収法(択一式)」を分析していきます。

【過去の分析記事】

労基法・選択
労基法・択一
安衛法・選択
安衛法・択一 
労災法・選択
労災法・択一
雇保法・選択

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shararun at 06:03│Comments(0)TrackBack(0)勉強方法 

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